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裸の共産主義者<上> グローバルエリートたちの世界戦略
著者名:W・クレオン・スコウセン (著) 水野克彦(訳)
定価:3,058円(税込)
発行日:2025年05月31日
サイズ:四六判
ページ数:434
世界の裏側で進行していた“思想戦争”を暴く、伝説の一冊がついに日本語版で登場! アメリカFBI出身の情報分析官であり、冷戦期の反共活動の象徴的人物—— W・クレオン・スコウセンが1958年に発表した『裸の共産主義者』。 この書は単なる歴史の記述ではない。 それは、“共産主義という名の戦略”がどのようにアメリカ、そして自由主義社会を内部から侵食してきたのかを明かす、驚愕の内部告発ドキュメントである。 著者が挙げた「共産主義勢力の45の目標」は、戦後から現代にかけて世界で実際に起こってきた出来事と不気味なほど一致する。 学校教育、芸術、報道、信仰、家庭、性倫理、司法制度、政治、経済—— あなたの身の回りの“常識”の中に、いつの間にか入り込んでいる“思想の改変”に気づかされるはずだ。 本書は上巻と下巻に分かれ、 上巻ではソ連・共産主義の歴史と、その誕生背景を丁寧に辿り、 下巻では、ウォール街をはじめとする国際金融勢力がどのようにして共産主義的戦略を現代社会に実装していったかを暴露する。 解説は、一次史料をもとに近現代史の闇を解き明かしてきた近現代史研究家・林 千勝氏。 現代の地政学、思想戦、情報戦を読み解く上で、避けては通れない“武器”をあなたの手に。